食と環境、そして農を結びネットワークの構築を
農と食と環境を結ぶ―有機農業推進の計画づくりと有機農業への転換技術―をテーマにした「農を変えたい!全国集会」が、3月18日、滋賀県立大学交流センターホールで開催された。
この集会は、有機農業が持つ多様な力を再確認することを目標に、昨年12月8日に有機農業推進法が制定されたことを受け、今を「有機農業を核とした環境保全型農業」への転換期と捉え、その推進を話合おうというものである。
その主体となっているのは、農と食、環境と教育、福祉と健康などに取り組む草の根の人々で、有志が集まりこの集会の開催を手掛けている。
当日行われたパネルディスカッションでは、霜尾誠一(愛農高校理事長)氏、金子美登(全国有機農業団体協議会代表)氏、山口節子(生協連合きらり会長)氏、藤田和芳(大地を守る会会長)氏、麻田信二(前北海道副知事)氏が参加した。
テーマは「有機農業推進計画とこれからの環境行政」と題したもので、ディスカッションの中では各々が、成功している取組みを報告しあった。
(続きは45号に掲載)