地域における食・農・環境教育の連携ネットワークを考える
2007/06/18(Mon)
地域における食・農・環境教育の連携を考える

東京農大で食・農・環境教育フォーラム開催
情報をどう発信するか、どう受信するか
演説する大塚氏
 東京農業大学食料環境経済学科「食・農・環境教育」研究プロジェクトは3月12日、東京・世田谷区の同大世田谷キャンパスで食・農・環境教育フォーラム「地域における食・農・環境教育の連携ネットワークを考える」を開いた。同大・農村社会学研究室の熊井治男助教授によるオリエンテーションに続き、食、農、環境と三つの分科会に分かれ、それぞれ三人の報告者による事例報告と、質疑応答が行われた。さらに三つの分科会の報告と総合討論が行われ、情報の発信と受信といった食、農、環境において共通する課題や問題点について議論を深めた。本稿では農の分科会について概要を紹介する。

 農の分科会は同大・人的資源開発学研究室の稲泉博己助教授が司会を務め、報告者は練馬区で体験農園「大泉風の学校」を主宰する生産者の白石好孝氏、世田谷区で「大塚農園」を経営する大塚義美氏、NPO法人よこはま里山研究所NORAの吉武美保子氏の三氏が務めた。

都市農業の実践と展望(白石氏)
 練馬区は300年ほど前は農村だったが、ここ50年ほどで急激に都市化した。代々この地で農業を営んできたが、周りが都市化したためいつのまにか都市農業に変化してしまった。90年代「都市に農業は必要か」という議論が持ちあがった。都市農業の必要性を訴えていたが、近隣の人たちから「でも白石さんのキャベツを食べたことがない」といわれた。生産する野菜はすべて市場出荷。このころはまだ直売は片手間仕事という意識だった。(続きは45号に掲載)
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