自休 食品表示問題、罰則強化一段と進む
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2009/02/12(Thu)
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自休
食品表示問題、罰則強化一段と進む強調 農水省はJAS法に基づき食品偽装表示で改善を指示した事業社名をすべて公表する方針である。一方、自民党の動植物検疫および消費安全に関する小委員会においても食品表示の偽装を受け罰則強化を柱とするJAS法改正案をまとめた。JAS法が連日のように報道され、食の安全確保のために罰則強化一段と進む。農水省の事業社名公表は全事業者におよび不公平感をなくすための措置である。厳格に運用されることを望みたいものであるが、今でも違反者は地元の○○先生に頼めばなんとかなるといった声が届くが、厳罰主義でいくならば、圧力を加えて来た人たちの名前を公表することも同時におこなわなければ意味のないことである。不公平感の解除とは一面だけでの対応では不公平感は増幅される。 有機JAS法をどれくらいの認定機関が熟知しているか 有機JASの登録認定機関の温度差は相当拡大していることは、既報のとおりである。数が多いから当然差はあるとはよく耳にする言葉であるが、何か変ではないか。有機JAS法とは法律であって任意なものではないことである。法律である以上解釈の幅が生じることはある程度まで認めることができるが、これはあくまでも法を熟知した上でのことである。現存する登録認定機関のどれ位が現行法を理解しているかである。都合の良い法解釈と法を熟知することは別の問題である。 (「自然と農業」52号) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 自然と農業52号 目次 <特集> 有機農業と生物多様性 ~生物多様性を活かした有機農業を~ 有機農業技術総合研究大会 <生産者を訪ねて> ・消費者とともに歩み30年 JAみちのく安達二本松有機農業研究会 -------------------------------------- ・有機農業は点から面へ~農を変えたい!東北集会inふくしま ・地域と農を変えるBM技術に注目~BMW技術全国交流会 -------------------------------------- <消費者との接点・小売はこう見る> ・想いと行動に支えられた情報発信基地~真澄屋・真澄農場 このほか数多くの有機農業関係の記事を満載してお送りしております。 |
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