工場農業は真の農業か
2009/11/10(Tue)
工場農業は真の農業か

最近テレビ等一般マスコミで「工場農業」に関する報道が増えている。強調される点は土をつかわないために病害虫の被害が無く「無農薬野菜」として出荷でき年々その工場は増加し、商品化率を求める外食産業の需要に応えているからだと。また、スーパーへの販売にも進出しだし消費者の評価も高くなりつつあるという。複雑な思いでその内容を見るわけだが、消費者は価格と安全性が確保されたならば本当に手を出すだろうか。太陽と土の恵みがあってこそ、農業は成り立つと当然のごとく受けとめて来た編集子にとって複雑かつそこまでいかなくてもいいだろうと・・・・・・。農業人口の減少が仮に工場農業を急伸させる要因とするならば、その流れに対抗するためには土地の集約化と異業種参入を積極的に進めるための施策が求められる。将来は工場野菜が安価に供給され自然の恵みを受けた野菜が高価なものになる事態も予想される。そこには矛盾したエコが横たわる。また里山文化の破壊へと継がる。

有機畜産の先行暗い影

有機畜産はなぜ普及しないのか。結論はすでに出ている。有機畜産のJAS認定を取得した生産者の話によれば、飼料課各が通常飼価格の2~2.5倍で、製品価格が再生産可能な価格形成では無いだけに特別な売り場を確保していない限り現行では不可能に近いと・・・・・・・・また、有機JAS法の畜産部門の内容もわかりにくく、畜産を理解した人たちによって法が作成されたものではなく、海外の基準を単純に有機JASに落としこんだところに問題があると指摘する。誌面の関係でここではふれることはできないが、このまま推移すると有機畜産の先行きは暗いといわざるを得ない。
(「自然と農業」55号)



目次

<特集>
・ドイツ有機市場における専門流通
・世界のオーガニック事情 アメリカの有機JAS農家から得た情報

<生産者訪問>
・有機農産物をもっと作り、有機農業のよさを広めたい 沖縄県・松八

<有機農業の普及と対策>
・国内最大級のオーガニック展示会
  ~オーガニックEXPO/ナチュラルEXPO~
・有機農業における技術的諸問題を探る 
  ~鯉淵学園農業栄養専門学校~
・ツルネン議員、10年後に国産有機農産物の割合50%目指す
  ~土と平和の祭典~




・アニマルウェルフェアの考え方に対応した採卵鶏の飼養管理指針(前編)
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