自然と農業65号
2012/05/14(Mon)
家畜の世界に変化、アニマルウェルフェア


 アニマルウェルフェアについてどれくらいの人が知識を持っているのか。直訳すると動物福祉、動物愛護となり、何をいっているのかわからないといった声も届く。具体的には鶏の場合ではケージ飼育を禁止し、羽当りの収容面積をうすめ、鶏に苦痛を与えないというもの。アニマルウェルフェア(以下AW)を扱う国際認定機関OIE(国際獣疫事務局)が定める5つの自由がある。①餓え、渇き、栄養不良からの自由、②恐怖と苦悩からの自由、③物理的環境の不快感からの自由、④痛み、傷害、病気からの自由、⑤正常な行動を示す自由。EUでは2012年から従来型ケージ飼育の使用禁止となり、ドイツではすでに2009年から実施に踏切っている。わが国では全畜種のガイドラインが完成を見ているが、改善すべき余地はある。一方アメリカでも法制化の道に進んでおり、先進国で遅れているのはわが国だけとなる。有機の世界でもそうであったように他国に比べると遅れているのが実情。わが国には動物愛護法が施行されていることを知らない人たちが多い。動物愛護法とアニマルウェルフェアの精神は同じである。

原発を東京につくれば…

 「原発が本当に安全であるならば東京につくれ!」。その出所は小学館発行の国際情報誌『SAPIO』のなかで小林よしのり氏が強烈に書いてある一説である。原発稼働を認めようとする政府。なぜ急ぐのか。問題が何にも解決を見ていないのに……。西日本地区に疎開する母親や子供たち。関係者はどう見るかである。


-目次-

特集-ブータンの有機農業とGNH②~前田知里
海外からの出展者数過半数以上を占める BioFach2012

【生産者を訪ねて】
・産地と消費地が近い都市型農業における小さな農家の工夫のしどころとは
~コバヤシファーム
・有機関連の農林規格を決議、一部緩和により有機拡大を目指す
~農林物資規格調査会総会

・24年度稲の作付け制限区域等について取りまとめ
作付け自粛を行う市町村の有機農家は苦悩続く ~農林水産省
・国と市町村の密な連携が必要
~有機農業の推進に関する意見交換会および全国会議
・放射能除染・低減技術に関する講演が多数
~農業および土壌の放射能汚染対策技術 国際研究シンポジウム
・福島第一原子力発電所事故から一年を迎えて 特別公開シンポジウム
~日本学術会議 土壌科学分科会 日本農学アカデミー
・地域活性や海外市場を見据えた取組み等、各社の試行錯誤が続く
~第5回アグリフードEXPO大阪2012
・日本の有機市場拡大に期待する海外勢、次世代への環境税として有機は根付くか
~FOODEX JAPAN2012
・太陽光パネル 軽量・柔軟なモジュールの技術開発進む
~スマートエネルギーWeek2012
・農業界が元気になるために
~平成24年コフナ農法普及協議会通常総会
・農から復興の光が見える! ~有機農業がつくる持続可能な社会へ
~福島県有機農業ネットワーク
・放射性物質が食・農・命に与える影響を考える
~第22回・全国合鴨フォーラム東京大会
・有機農業の世界へようこそ~NPO法人日本有機農業研究会青年部

・シリーズ連載

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