自然と農業71号
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2013/11/26(Tue)
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全国各地の有機の祭典で教えられるもの
全国各地で有機の祭典マルシェが催されております。必死に売り込む生産者の顔が生き生きと見えるのはなぜでしょうか。苦労して生産した商品、自然と共存し生産された商品を見るにつけ、生産者の日々の顔が見えるようです。 努力が手に取ってわかるような気がいたします。有機の祭典をより広げ消費者にも積極的に参加してもらうことが、有機農業のすそ野を広げることになります。有機農業は運動ではなくりっぱな産業です。コーデックス大理念である「万人に安全・安心な食を提供する」ことが重要なことです。特定の階層に食してもらうことが終局の目標ではありません。ごくごく当たり前のものに早くなってもらいたいものです。学校給食でその第一歩を踏み出してもらうことが重要ではないでしょうか。将来の日本を背負う子たちに、より安全なものを食してもらうことは大人としての責務でもあるはずです。また、そのような環境をつくりあげることも大人の責任であるはずです。先日開かれたBio Fach JAPANの3日目、一般の人たちに開放した会場で見た光景は若い母親が必至にJASマークのついた商品に食い下がるように聞き入っていたことです。消費者対策の重要性を嫌というほど味わいました。小社もブースを出し書籍を展示する一方で、壁にオーガニックチキン、卵のパネルを張り、消費者に記述までのプロセスを説明しました。大手スーパーのバイヤーも真剣に質問してきました。そしてわが国でも認定された商品があるのだと驚かれていた光景が目から離れません。会場内には有機畜産物を説明していたブースは弊社以外にありませんでした。 ◾日米間の有機同等性についての合意が成立 ◾アジア諸国(台湾・韓国・中国・タイ)の有機食品表示制度にかかわる法規制(上) ◾地域有畜複合の有機農業で国産鶏を育てる取組みを紹介 ◾オーストラリアの消費者とオーガニックの繋がり(後編) ◾環境保全型農業を支える各種資材 第3回国際農業資材EXPO ◾ビオファジャパン オーガニックEXPO2013 成長するオーガニック市場の現在を伝える一大イベント ◾広がりつつある有機農産物のマルシェ ◾恒例の「土と平和の祭典」雨の中で盛大に開かれる <連載> ◾自休 全国各地の有機の祭典で教えられるもの ◾生産者を訪ねて 土づくり・種選び・自家採取 こだわりの有機農業を次代へ ~ふかや農場 ◾消費者との接点・小売りはこう見る 地域密着、5%オフセール、試食会等 アイデアと会話で有機の魅力を伝えていく ~有機食品・自然食品・生活雑貨 はる菜 ◾Think about organic movements オーガニックや自然志向が高まるテキサスのスーパー事情 ◾在来品種を巡る 細長く黄色い沖縄のニンジン ~島人参 ◾ナカツカカナのオーガニックコラム(6) 中塚華奈 ◾有機食品の話題 ◾海外の話題 ◾国内ニュース ◾編集部おすすめ Book&Movie ◾11月・12月・1月のイベントのお知らせ |
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