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自然と農業 95号
2020/01/25(Sat)
合併ではなく、新たな組織への吸収か

 有機JAS 認定機関の動きに関する情報が流れてくる。複数の検査員並びに認定機関からの情報提供によると、有機検査員の指導的立場にあり、行政と深く関係してきた関係者が、数か所の有機JAS 認定機関に合併を促す呼び掛けを行うと共に行政OB とセット(矢札)で動きを活発化しているという。その関係者は新たにNPO 法人を立ち上げ、認定機関になるべく申請を行ったという情報が流れてくる。実質的には認定事業者を吸収する形で、進めたとも。この背景にある大義とは、認定機関主導者の高齢化のための受皿組織が必要で認定事業者を守ることが重要としている。一方、関係者の間からは「所属する機関の経営的弱体化により、生活権確保の場が求められた」と。会員に対しては、近く説明の場を持つとしている。これら一連の動きに対し、認定機関の中から首をかしげる動きと、行政との間接癒着を心配する声もある。また行政当局に公開質問状を出すべきとの声も出る等、12 月を前に情報が飛び交う。何が真実なのか不明であるが、一部特定な関係者の間で、認定機関再編成へ向けて矢が放たれたのかもしれない。

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