自然と農業 109号
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2023/06/21(Wed)
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対策に限りあるAIの発生
カンボジアでは子供が死亡 卵が棚から消え、この先どうなるかとは消費者の声。大衆紙には「卵大不況」と大々的に一面頭に掲載。更にカンボジアでは親子が鳥インフルエンザに感染し、11歳の子供が死亡。毎日のように卵の情報が流れ、地方自治体の中には、人間への鳥インフルエンザへの感染はわが国では一例も報告されていませんと異例ともいうコメントが流れる。新型コロナと鳥インフルエンザ、卵騒動と、早く消えてほしいものだが、対策の取りようがないのが実情。とはいえ、ここまで鳥インフルエンザの発症が続き、殺処分鶏が1,700万を超えた現在、手の打ちようがないだけでは済まされない。今後茨城方式だとか青森方式、さらにはワクチンの使用を認めてもらうための方策が検討されだしたとか、色々な声があがり出した。早く終息を、と祈ってはいるものの、目に見えぬウイルスは我が物顔に舞う。渡り鳥は3~5月の間に北帰行し、糞を空から落とす。感染が広がらないことを祈るばかり。今秋が心配である。 自然と農業 109号目次 |
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